INOYAMALAND Revisited

INOYAMALAND

Revisited

2023.12.6 Release

CLN-002  ¥3,000 (tax in)


01.Apsaras 1988

02.Spiral 1988

03.Mare Nautilus - 1 

04.Paxa REM 1988

05.Wulingyuan 1989

06.Mare Nautilus - 2 

07.Greenery Exposition 1990

08.Edo Dusk 1994 

09.Meiji Dawn 1994

10.Natural History Museum 1994

11.Mare Nautilus - 3

12.Early Snow 1997

13.Shell Mound 1999

14.Shinjuku 2011

15.Lilium Auratum 2017

16.Mare Nautilus - 4

17.Myou-Chou 2017



イノヤマランドの環境音楽ワークスを集大成した、6thアルバム

現在、80~90年代の日本の環境音楽の発信元として、世界的に評価と研究の対象となっている、SPD(サウンド・プロセス・デザイン)は1983年、都市建造物内外の公共空間や自然公園などの広大な環境と響き合う音響をデザインする会社として、芦川聡、田中宗隆らによって設立された。イノヤマランドはSPDを通じ1987年末から吉村弘、広瀬豊、関口孝らとともに日本各地の国際博覧会、美術館、劇場、自然史博物館、歴史資料館などへ作品を提供してきた。

本アルバムは30年に渡るSPDとの共同作業から生まれた膨大な原曲群から17曲を選び、再構成、再録音を繰り返して1枚のアンソロジーに仕立てたもの。

クライアントの要望や設置場所の環境に合わせて変幻自在にサウンドデザインを行なったはずだったが、結果は一貫してイノヤマランドの音楽そのものとなってしまった証拠音源でもある。



INOYAMALAND(イノヤマランド)

1977年夏、井上誠と山下康は、巻上公一のプロデュースする前衛劇の音楽制作のために出会い、メロトロンとシンセサイザー主体の作品を制作する。

この音楽ユニットは山下康によってヒカシューと名付けられた。

ヒカシューは1977年秋からエレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始めた後、1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして1979年にメジャーデビューした。

1982年以降、井上はヒカシューの活動と並行して山下と2人のシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタートし、1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』をリリース。

その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にはTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。

21世紀に入り、1stアルバムをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、世界的な再評価が高まる。

2018年にグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rdアルバム『Music for Myxomycetes [Deluxe Edition]』、1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2ndアルバム『INOYAMALAND [Remaster Edition]』、ライブアルバム『LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-』、『LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-』を連続リリース。 

中でも世界的に再評価されている『DANZINDAN-POJIDON』は、オリジナルマルチトラックテープを最新技術で再ミックスダウン、マスタリング、ジャケットもオリジナルの別カットのポジを使用し、新たな仕様にした事が評価された。

また、インターネットストリーミング番組のDOMMUNE、当時のプロデューサーだった細野晴臣のラジオ番組Daisy Holiday!へのゲスト出演なども話題となった。

近年はアンビエントフェスのヘッドライナーを務めるなど、ライブ活動も積極的に行いながら、本格的に海外展開も開始し、『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWWから、1st以外のアルバムから選曲したコンピレーションアルバム『Commissions:1977-2000』をアメリカのEmpire of Signsよりリリース、2019年にはアメリカのLight in The Atticが制作した、80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーションアルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と並び選曲され、グラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされるなど、更に世界的な脚光を浴びた。

2020年、22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』、2021年には5thアルバム『Trans Kunang』をリリース。

また、クラブミュージックの世界的ストリーミング番組、DOMMUNE、BOILER ROOMや、国際的に芸術文化活動を展開しているMUTEK、OFF-TONE、FRUE、FFKTといったフェスティバルなどにも頻繁に出演し、これまで以上に活発な活動を行っている。



特典CD-RLive at 晴れたら空に豆まいて 2022」(1219秒収録) 付取扱店

COLLECTING NET LOSAPSON? MECANO TACO che


主要取扱店

diskunion TOWER HMV amazon

DOWNLOAD

Yasushi Yamashita Documentation 1976-2022

Yasushi Yamashita

Documentation 1976-2022


2023.8.16 Release

CLN-001  ¥3,000 (tax in)


01.人類館 『人類館』劇団レクラム舎 1995年

02.Za Zah 『タランチュラ』劇団レクラム舎 1984年

03.沼 『天使の烙印』劇団花輪ジム 1985年

04.外は風! 『風になれたら』劇団レクラム舎 1989年

05.Suzuki Western 『8人の腕時計』劇団レクラム舎 1988年 

06.Bench 『Bench3』劇団レクラム舎 2007年

07.ルルル 『プロローグは汽車の中』劇団レクラム舎 1996年

08.rururu 『プロローグは汽車の中』劇団レクラム舎 1996年

09.仏の入り口 ダンス『仏の出口』ベアトラン・レゾン 1982年

10.ボンジュール・トレステス 『裏階段にいる虎』劇団花輪ジム 1984年

11.虎・虎・虎 『裏階段にいる虎』劇団花輪ジム 1984年

12.シュガー・ボーイ 『夢遊病時代』劇団黙示体 1978年

13.たちどころハンター 『夢遊病時代』劇団黙示体 1978年

14.おおトニー 『一千一回目の誘惑』劇団黙示体 1976年

15.おおトニー Live 『一千一回目の誘惑』劇団黙示体 1976年






70年代からの貴重な小劇場音楽の記録音源を元に制作された、山下康(イノヤマランド、ex ヒカシュー)初のソロアルバム

このアルバムは、山下康(イノヤマランド、exヒカシュー)が1976年から2007年にかけて製作した芝居の為の音楽集で、劇中歌、劇中曲で構成されています。

カラオケでのみ現存していた音源には、新たにボーカル、楽器等のオーバーダビングを2022年に試みています。

プロデューサーに、従姉甥でもある益子樹(ROVO、Dub Squad)を迎え、楽器演奏は主に井上誠(イノヤマランド)が担当しています。

初期イノヤマランドや、テクノポップ期のヒカシューを想起させる楽曲、山下自身のボーカルも聴ける興味深い内容で、70年代中頃からの小劇場音楽の一端を知る事のできる、貴重な記録音源であると同時に、もう一つのイノヤマランドを垣間見る事のできるアルバムでもあります。



Yasushi Yamashita(山下康)

1952年東京都武蔵野市生れ。中学生の頃より、アングラ、前衛音楽・芸術に親しむ。

1971年明星学園高等部卒業。その後、友人とコミックパロディーフォークバンド ”サンタマ”を結成、自主制作盤1枚を残す。

1976年劇団黙示体に参加。

1977年夏、巻上公一プロデュースの前衛劇の音楽制作のためにメロトロンとシンセサイザー主体の作品を井上誠と制作する。この音楽ユニットは、ヒカシューと名付けられた。

1977年秋から、エレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループとして活動を始める。

1978年秋からは巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)、戸辺哲(Sax)が参入、リズムボックスを使ったテクノポップ・バンドとして、1979年に東芝EMIよりメジャーデビューした。

1982年以降、ヒカシューの活動と並行して、井上と2人のシンセサイザー・ユニット “INOYAMALAND(イノヤマランド)” をスタート。

1983年にYMOの細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』をリリース。

その後、各地の博覧会、博物館、国際競技場、テーマパーク、大規模商業施設などの環境音楽の制作を行いながら、1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にはTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブも行った。

21世紀に入り、1stアルバムをはじめとする各アイテムが海外のDJ、コレクターの間で高値で取引され、多数の海外レーベルよりライセンスのオファーが相次ぎ、世界的な再評価が高まる。

2018年にグループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』、3rdアルバム『Music for Myxomycetes [Deluxe Edition]』、1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON [New Master Edition]』、2ndアルバム『INOYAMALAND [Remaster Edition]』、ライブアルバム『LIVE ARCHIVES 1978-1984 -SHOWA-』、『LIVE ARCHIVES 2001-2018 -HEISEI-』を連続リリース。

本格的に海外展開も開始し、『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWWから、1st以外のアルバムから委嘱作品を選曲したコンピレーションアルバム『Commissions:1977-2000』をアメリカのEmpire of Signsよりリリース、2019年にはアメリカのLight in The Atticが制作した、80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーションアルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と並び選曲され、グラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされるなど、更に世界的な脚光を浴びた。

2020年、22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』、2021年には5thアルバム『Trans Kunang』をリリース。

また、クラブミュージックの世界的ストリーミング番組、DOMMUNE、BOILER ROOMや、国際的に芸術文化活動を展開しているMUTEK、OFF-TONE、FRUE、FFKTといったフェスティバルなどにも頻繁に出演し、これまで以上に活発な活動を行っている。


特典CD-R『1.虎・虎・虎 (Live)  2.沼 (Live)』付取扱店

COLLECTING NET LOSAPSON? MECANO TACO che


主要取扱店

diskunion TOWER HMV amazon

DOWNLOAD/SUBSCRIPTION